ゲーム業界ニュース(2006年)

もう新年もあけてしまして随分たちましたが、たまの休暇に、昨年のゲーム業界のニュースを
振り返っていなかったので、振り返ってみましょう。やりたいことが山済みされているので、
周囲のことをまとめるのは、1年に1回(^^;という適当っぷり。まずは、任天堂でしょう。
● 任天堂さらに躍進
Wiiが販売されましたね。一般消費者に向けて、任天堂はよいアプローチをしていると思います。
Sonyのアプローチはマニア向けだし、Microsoftのアプローチは業界人向けのような気がします。
コンセプトビデオをみていても、CMみても、岩田社長のプレゼンをみていてもうまいと思います。
(余談ですが、プレゼンはWebPageのレイアウトいいですね。映像みながらプレゼン資料めくれるという。)
任天堂の何がうまいかというと、細かくはさておき、大きくは消費者にむけてどうコンセプトが打ち出せている点だと思います。そこが一番大事で、そこで今までの路線とは違う変化あるコンセプトを打ち出せた任天堂が伝わる、というすごく簡単な結論だと思います。ソフト紹介のページもいろいろな人に体験してもらう、ゲーム人口数を増やす、と点を意図している気がします。
視覚表現の追求の世界から、インターフェイスの部分を進化させて体感ゲームとしての色が強くなりましたね。WiiSportsは、その点を身近なものでわかりやすくユーザーに説明できるアプローチであり、あとファミコンの頃のスポーツゲームのラインナップを彷彿させる効果もあるかなと思います。
DSの方は、脳ゲーは本の移植(ゲーム化)、英語漬けは学習アプリケーションの移植でしかないので、そろそろ次のステップに期待したいところ。アレンジされていますが、ある意味、移植に近いレベルといえると思います。その移植でこんなに長くひっぱられると、個人的にはもう見るべきところがあまりないです。ビジネス的にはいいんでしょうけど……。これからもバラエティー作品やクイズ作品は出続けるんでしょうね、きっと。
昨年のDSの一押しニュースは、ドラゴンクエストもDSに登場予定。携帯ゲームで出されるのに懸念される方もいるみたいですが、個人的には賛成に一票。携帯という場でどういうゲームデザインをするのか、見てみたいと思うからです。次はコンシューマ機かもしれませし、携帯で全力を尽くすナンバリングのタイトルがあってもいいのではと思います。これでFFに少しはナンバリングが追いつくんではないでしょうか(^^;
● マイクロソフト
マイクロソフトの方は、ゲーム開発環境、XNA Game Studio Expressの提供でしょう。これは素晴らしいと思いますが、ユーザーに配布できないという点が問題だと思います。作ってもユーザーに遊んでもらえない。ならやっぱPCで作ろうという話になると思いませんか。ユーザーという視点が抜けた時点で、アマチュア開発者に提供されたというより、学校でゲーム開発の勉強するどまりになってしまう気がします。
● ソニー
SCEは、えーと頑張ってください(><)../

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