Affinity Studio(旧Affinity Photo、Affinity Designer)の書き出しの覚書です。
Mac版のuiは書き出しなのですが、Windowsのuiはエクスポートです(両方持ちです)。翻訳が違う!?。。ため、そこは補完して読んでください。
Affinity Studioの書き出し(エクスポート)(ai/psd/png/eps/pdf/svg/互換性)
psd、png、eps、pdf、svgなどいろいろ試しました。
Affinity Studioのepsとaiの書き出し
(追記)Affinity Photo、Affinity Designerなどが統合されてAffinity Studioになりましたが、aiがエクスポートできないのは変わっていません(確認済)。
AffinityはAffinity Photo、Designer、Publisherが統合されて完全無料に。
— neru【個人開発作家*AI研究】 (@neruplan) November 1, 2025
AI学習にも使われないらしい。Canva AI Studioが組み込まれ、Canvaの有料プラン利用者がAffinity上で直接AI機能(生成塗りつぶしなど)を使えるよう。Canvaが以前Affinityを買収。
CanvaにNano Bananaとかくるといいかな。 https://t.co/0SkHfAhzZ6
イラレのaiは残念ながらadobeがフォーマットを公開していないようです。(=実装できない)。読み込みはできますが、aiでは保存できません。個人的にaiは素材を読み込む以外使わないのでOKですけど、クライアントがAIを納品する場合はAdobeを使うしかありませんね。
イラレで持っていく場合、こんなフローになるようです。
わかります!文字入れ機能はちょっとつかいものに…😂
— はるいら🌸イラストレーター・デザイナー (@hal_kakeibo) November 21, 2020
デザインは絶対イラレですね🌸
パーツだけAffinityです
併用必要ですよね〜🥰
iPadのAffinity Designerで、イラスト作成→拡張子EPSで保存→Macイラレへ→Aiで保存→イラレでデザインに展開したり微調整
にしてます!
PDFで渡せば結構いけます。
— ZenLab (@zenlabmmm) April 20, 2020
epsはレイヤーの概念がないようです。pdfなんてあるんですね。
このフローが嫌な人はおとなしくイラレを使いましょう!イラストレーターは単品契約できます。
最近は生成AIも利用できます。
年間契約でもよい方はAmazonでも販売しています。
どのみちカーニングなどの問題があるため、フォトショとイラレのどちらかを契約しないとダメな気がしています。個人的にはフォトショを契約して、Affinity Studioを使っています。
フォトプランは安価です。
Adobe製品を安く手に入れる方法はこちら!
Affinity Studioから透過PDFを書き出し
ファイル > エクスポート > 書き出し > PDF/X-4 > 書き出し
プレビュー画面では白背景がつくが、実際のデータは透過しています。PNGみたいに「キャンバス全体が透過○%」という概念はないことが影響しているようです。個々のオブジェクトに透明度やマスクが付いているだけ。
PDF/X-4がおすすめ理由は、現代的な印刷&制作向けのISO標準PDF。
- ISO規格の PDF/X-4。PDF 1.6ベース。
- ライブ透明サポート:透明やドロップシャドウをフラット化せず保持できる。
- ICCカラー管理対応:色空間もきちんと扱う前提。
- 「こういう条件ならOK」というルールが決まっているので、他ソフト・他環境でも解釈が安定しやすい。
svgは書き出し時にレイヤーの枚数は?
用途にもよるかもしれませんが、プログラミングから呼び出すことを考えて調査してみました。
When creating your SVG, use the least amount of layers possible. Where available, combine shapes into a single shape by either redrawing two shapes as one using the pen tool or merge multiple shape paths. This will reduce the complexity of your SVG and makes controlling the shapes from your stylesheet easier and with less code.
Tip: After merging paths, ungroup and rename your layer.
https://www.bitovi.com/blog/best-practices-for-working-with-svgs
やっぱり統合すべきですね。
Affinityとクリスタの作業フロー
個人的にクリスタのデータで、SVGアニメーションを作る際に、クリスタ から Affinity Studioにデータを移行する場合がありますが、そもそもクリスタのベクター線は制御ポイントが多いため、単純にPNGで書き出し、Affinity Studioでパスを引きなおすことが多いです。
Affinity Studio → クリスタ(clip studio paint)
あまりよくありません。
アタリどりに使いたい程度ならPNGで移動した方がよいです。
一応かきます。
Affinity Studio:ファイル > 書き出し > SVG > 書き出し
Affinity Studioはsvgでエクスポートします。svgは拡大縮小しても劣化しないデータです。
クリスタ:ファイル > 読み込み > ベクター
この読み込みでベクターレイヤーで読み込まれます。簡単なデータでしたが、点の数は変わっていないようです。
バージョンはこのあたりで判断を!
(9/30アップデータ公開予定) SVG入出力機能を追加、Adobe Illustratorとベクターをクリップボード経由でやりとり可能に。ベクターから定規が作成可能になり、定規に沿った描画がしやすく。iPadOSのペンによる文字入力やマウスなど外部デバイスに対応。ほか詳しくはhttps://t.co/pdynwoiKco pic.twitter.com/DEjk8ZQRGt
— CLIP STUDIO (@clip_celsys) September 23, 2020
なお、注意点としては塗りは非対応のようです。
Ver.1.10.0でSVGに対応したのはいいんだけど、クリスタのベクターは線だけで塗りには対応してないという残念感
— qes (@negivox) September 30, 2020
クリスタ → Affinity Studio
この方法が1番簡単かも。
編集 > ベクターをSVG形式でコピー
Affinity Studio側でペースト。
他にも
ファイル > ベクター書き出し
Affinity Studio側で
ファイル > 配置
「ベクターをSVG形式でコピー」と「ベクター書き出し」は結果が一緒っぽい。
ただし、線と色データぐらいしか移行できないようです。ブラシの質感は無理だし、線が太くなってりします。
あんまり結果がよくないから、クリスタのラフならPNGで書き出して、Affinity Studioでパスで本ちゃんみたいな描き方ががよさそう。
全部の場合はPSDに書き出して読み込む。ただし、次のようになりました。
- フォントはラスタライズされました。
- ガイドは消えました。
- ベクター線もピクセル化されました。
見た目はそのままだけどクリスタ系の機能は全部消えたってことかな。。




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