アプリ開発をしているためアニメーションソフトは詳しいです。アニメーションソフトを比較していきます。
2Dアニメーション作成ソフトウェア比較表おすすめ
おすすめは用途によって違いますね。
ソフト | 値段 | OS | 得意分野 | 用途 | 国 |
おすすめLive2D | サブスク | Windows Mac Liunx | 表情 立ち絵 | ゲーム向け Vtuber向け | 日本製 |
spritestudio | サブスク | Windows Mac | キャラアクション エフェクト | ゲーム向け | 日本製 |
おすすめSpine | 買い切り | Windows、Mac、Linux | キャラアクション | ゲーム向け | アメリカ製(日本語情報少な目) |
Moho | 買い切り | Windows Mac | アニメ | ゲーム向け(unityのエクスポート対応) アニメ向け | アメリカ製 |
おすすめAdobe Animete | サブスク | Windows Mac | アニメ 動くlineスタンプ | ゲーム向け アニメ向け | アメリカ製 |
おすすめAdobe Aftereffects(Adobe界のラスボス) | サブスク | Windows Mac | ・モーフィング ・動きが大きいもの ・エフェクト ・パーティクル | ゲーム向け 映像向け | アメリカ製 |
Adobe Character Animator(単品プランは存在せずAdobe Creative Cloudに含まれる) | サブスク | Windows Mac | 立ち絵 | Vtuber向け | アメリカ製 |
ダヴィンチリゾルブfusion | 買い切り | Windows Mac Liunx | 映像向け | オーストラリア製 | |
おすすめクリスタ(Clip Studio paint Pro/EX) | 買い切り/サブスク | Windows Mac | アニメ 動くlineスタンプ | アニメ向け | 日本製 |
2Dアニメーションソフトの選び方
結論からいえば、Live2D、Spine or Adobe Animete、Adobe Aftereffectsの3本を使えば、かなりパーフェクトです。
まず、考えるべきはAdobe Aftereffects単品でいくか、Adobe Creative Cloudも契約してAdobe Animeteも使うかですかね。フォトショとイラレの兼ね合いもあります。
個人的にAfter Effectsだけは外せないという結論になりました。アニメーションやっている人はほぼほぼAEだけは使える方が多いです。AEは必須科目ですかね。
Adobe製品を安く使う方法はこちら!
できることが違うため1つのソフトウェアで完結させることはなかなか難しいです。
- 大きな動きやモーフィングはAdobe Aftereffectsです。連番データの書き出しもできます。
- キャラが細々うごくのはSpineやAdobe Animete
- Live2Dは顔の表情や立ち絵など、ある程度動きも作れます。
Live2Dはゲームだけではなく、Vtuberとしても展開できますから、いろいろ用途に使えますね。表情をキャプチャーできます。
Adobe Aftereffectsはなんだかんだ結構昔から優秀です。Adobe Aftereffectsだけは外せない!とベテランデザイナーのぼやきを聞きます。
Adobe Aftereffectsの代替としてダヴィンチリゾルブが取り上げられることがあります。ダヴィンチリゾルブで何とかしたい場合、fusionを使うことになります。fusionは有料版でないとできないことが多いため有料版の購入が必要でしょう。ダヴィンチリゾルブはカラーグレーディングを含め映像編集ソフトとしては優秀なので、プレミアの代替ならつとまる気がします。Adobe Aftereffectsの代替として使うなら、かなり英語の情報をあさる必要がありそうです。テンプレートも少なめなのでテンプレートを使いたいならAEの方がおすすめです。
個人的にダヴィンチリゾルブfusionを1ヵ月ぐらい頑張って使ったのですが、、AEにはかなわないという結論に落ち着きました…。
Live2D、Sprine、Adobe Aftereffectsなど、どのコースを学習したい場合もUdemyの講座があります。
Udemylive2dとaftereffectsの違いと比較
多分全然違うのですけど、検索する方がいるようなので。
live2dはアニメキャラを動かすのに便利です。アドベンチャーゲームの立ち絵やVtuberに向いています。
それ以外ならAEでしょうか。aftereffectsはエフェクトやオープニング映像を作るのに便利です。画面全体をアニメーションさせたり、モーフィングもしやすいです。
spineとlive2dの違いと比較
spineはちびキャラなどを動かすのに便利です。タワーディフェンスの 横スクロールのゲームなど。
spineの類似ソフトはAdobe Animateです。
live2dは萌えキャラなどを動かすのに便利です。アドベンチャーゲームの立ち絵など。
Spineとspritestudioの違いと比較
Spineとspritestudioはよく比較されますが、料金モデル的に買い切りのSpineの方がよいでしょう。Sprineは最上位まで含めてすべて買い切りです。Adobe Animeteも候補に入るかもですがサブスクです。
spritestudioはエフェクト機能がありますが、そこはAdobe Aftereffectsでカバーできます。スプライトスタジオはサブスクで料金モデルも法人向けなので使いにくい気がします。昔、重たかった記憶もあります。
Adobe Character AnimatorとLive2Dの違い(Live2Dの代替!)
Live2Dの方がメジャーですけど、live2dみたいなソフトとしてAdobe Character Animatorがあります。
Live2Dほどは細かくは作れないけど
— べや (@Beyasan_) October 11, 2023
割と簡単なVが作れると噂の
Adobe Character Animatorで動かしてみるのもありなのかもしれない
Adobe creative cloudを契約した場合、Adobe Character Animatorも使えます。
- Adobe Character Animatorの方がシンプル
- Adobe Character Animatorの方がAdobe creative cloudを使うと料金内に使えます。単品プランが存在しません。つまり、Adter EffectsやAdobe Animate、Photoshop、Illustratorなどを使うか否かが決めてになります。
- ちびキャラやゆるキャラみたいなのはAdobe Character Animatorでもいいかもしれませんが、なめらかに動かしたい場合はLive2Dの方がおすすめです。体験版などを利用して中身がどちらがいいのか検討も必要です。
Adobe creative cloudだけ契約するという方法なら月3000円ぐらいの維持費になります。Adobe製品を安く使う方法はこちら!
2Dアニメーション作成ソフトウェア一覧
クリスタ(買い切り)
- イラスト作成ソフトですが、アニメーションもできます。
- 東映などアニメーション制作会社で使われています。
- 主に手描きする人が使っている人が多いです。
- pro版とex版があり、pro版は24fpsであり使えない機能もあるため、制限のないexの導入がおすすめです。
- クリスタはベクター線があるため拡大等も問題ありません。
- パース定規や3D機能等、機能は豊富です。
買い切り版もあり、機能が優秀なので大変コスパがよいソフトです。個人的にもEXを使っています。
CLIP STUDIO PAINT EXの公式サイト
CLIP STUDIO PAINT PROの公式サイト
詳しくはこちらです。
Adobe Aftereffects(おすすめ)
- Adobe Aftereffectsのメリットは情報量が多い。
- またソフトウェアとしても使いやすい。
- モーフィングなどの対応
- デメリットはサブスクリプション。
- スクウェア・エニックスやサイゲームスなどでも使われています。
Adobe Aftereffectsの完全な代替はなさそうです。AftereffectsはAdobeのソフトの中でかなり優秀で、Adobeの強みともいえるソフトでしょう。
Adobe Animeteと両方使うならAdobe creative cloudの購入を視野に入れた方がよさそうです。また、Adobe Aftereffectsは単品のみで使われることが少なくフォトショやイラレとの連携も多いです。
実際、Adobe Aftereffectsを使う人はAdobe creative cloudを使っている人が多い気がします。
Adobe creative cloudはデジハリなどの講座を使うと1ヵ月あたり3000円ぐらいで使えて半額になります(フリーランスのプロも使っています。商用利用可)
Adobe AftereffectsのUdemyおすすめ動画・人気の学習本はこちらです。
Adobe Animate
- 1996年にリリースされて長い歴史を持つ。Adobeによって買収されたマクロメディアのMacromedia Flash、Flash5から搭載されたActionScript。
- 旧称は Adobe Flash Professional。2015年12月1日からはAdobe Animate。
- この変更の経緯はFlashの終了。2020年12月31日をもって正式にサポートが終了しました。
- Appleのジョブズいわく、Flashあまりにセキュリティが脆弱なうえメモリーを大量に消費し、指先での操作には向いていないと言われていました。
- しかし、エクスポートした以降、Webに使う話で、ベクターアニメーションソフトとしては昔から優秀で個人的にも使っていました。
- 今でもその流れでソーシャルゲームなどのアニメーションソフトのひとつとして重宝されています。
- サイゲームスやGreeなども使っていますよね。
- Adobe AnimateはAdobe Aftereffectsの連携もできます。Adobe Animateの分担はベクターです。誰かが動くイラレはAdobe Animate、動くフォトショはAdobe Aftereffectsと言っていましたね。
Adobe Animateは無料体験版があります。無料体験版の利用と単品契約は公式サイトからしかできません。
Adobe Animateを使う人はAdobe creative cloudを使っている人が多い気がします。
Adobe creative cloudは教材つきで安く買うこともできます(個人なら商用利用可)。
代替ソフトとして取り上げられるのは、実は実績が多いクリスタEX。ベクターデータが扱えてアニメーションもできるからでしょう。
Udemyの動画がでています。個人的にも昔、買いましたよ!
UdemyAdobe Character Animator
- Adobe Character Animatorでアニメーションをつけると簡単にVtuberとしてデビューできます。
- Adobe Character Animatorの単品プランは存在せず、Adobe Character AnimatorはAdobe Creative Cloudの中に含まれます。
Adobe creative cloudは教材つきで安く買うこともできます(個人なら商用利用可)。
Live2D(人気)
Live2Dとは2Dイラストに立体的なアニメーションを加える表現技術です。 他のソフトの違いとしては、とりわけ立ち絵や表情をつけたりすることが得意です。
アドベンチャーゲームやVtuberに向いています。
PC向けソフトウェア「Live2D Cubism」を使えばどんなイラストも 描かれたままの質感を保ちながらイメージ通りの動きをつけることができます。 『描きたい通りに描いた絵を、動かしたい通りに動かす』を 目指して作られたクリエイター向けのソフトウェアです。
- サブスクですが、徐々に料金が安くなっていくモデルを採用。
- 料金モデルはゲーム・アプリやVtuber、映像作品、ウェブサイトなどの用途で利用できます。
詳しくは公式サイトで確認しましょう。
個人作品から商用利用まで可能。 多数の有名作品で実績があります。
- 絵を描くことが趣味 ・絵を描く仕事したい
- 絵を描く仕事をしているから+α(スキル)が欲しい
- 絵があまり得意じゃないけどモデルを動かしたい ・Vtuberになりたい
みたいな人が多いです。
1ヵ月以上、無料で使えるトライアル版があります。 トライアル版はPRO版(有料)の機能を無料で試すことができるのと、 動作確認もできて大変お得です。
Amazonで人気の本です。
Unityで利用したい場合は、Udemyに次の動画があります。
- 【Unity Live2D】 UnityでLive2Dモデルを動かそう!
nizima
Live2Dのサブスクが少し高いという人は、Live2Dは公式マーケットもあるため、nizimaで副業すればプラスにすることもできますよ。
nizimaはLive2D社が運営する公式マーケットです。
Live2D公式マーケット nizimaオリジナルのイラスト、Live2Dモデルの販売、購入、オーダーメイドを行うことができる他、
Live2Dモデルの高性能プレビュー機能が備わっており、気に入ったキャラクターをすぐに動かすことできます。
またnizimaで誰かのイラストを購入し、Live2Dモデル化して販売する2次販売を行うことができます。
モデルが売れるとイラストの制作者にもロイヤリティが入るので、
クリエイター同士が協力して売り上げを伸ばしていくことができます。
さらにnizima上の作品コンテスト「にじコン」を年6回開催し、賞金もあります。これまでに沢山の素晴らしい作品が生まれ、入賞作品は積極的にnizimaからPR、宣伝をしています。2018年10月にできたLive2D発の新サービス。
- オリジナルイラスト、Live2Dモデルを探している方
- オリジナルイラスト、Live2Dモデルを販売したい方
- オリジナルイラスト、Live2Dモデルの制作を依頼したい方
- イラストは描けないが、Live2Dモデルを作って販売したい方
- VTuberになりたい方
- 自身の作品をたくさんの人に見てもらいたい方
会員登録自体は無料で簡単、すぐに完了します。プレビュー機能のみは登録なしでも使用できますが、
主要な売買機能やコミュニケーション機能は会員登録が必要です。
Spine(買い切り)
- アメリカ産なので英語の情報が多いです。Unityで使っている人が多いです。UnrealEngineは少数派です。
- モーフィングはスライムみたいな動きならできます。
- エフェクトも多少作れます。
- インポートとエクスポートはJSON形式。Photoshop用のスクリプトがあるようです。
- またSpineにはAfter Effectsと連携するスクリプトもあり、このあたりからもAEは外せなくなってくるでしょう。
- 無料トライアル版はプロジェクトの保存、テクスチャのパッキング、アニメーションデータ・画像・ビデオのエクスポートを除く、Spine Professionalのすべての機能を使えます。
- 買い切りが嬉しいです。
- 売上50万ドル(1ドル100円でも5000万、1ドル120円でも6000万)を超えた場合は追加料金が必要ですが、それでも買い切りの安心感があります
- Spineは日本のゲーム会社だとCygamesなどで採用
Spineは米国のアニメーションソフトのせいか日本語の本は少ないです。
ただ、Udemyなら日本語の学習動画が販売されています。個人的にもかいましたよ。
- Spine初心者卒業カリキュラム:SDキャラクターからスチルアニメーションの制作まで
- Spine の使い方。インポートからアニメーションまで一貫したワークフローの解説
他にも英語のコンテンツが充実しています。
UdemyOPTPiX SpriteStudio
- spritestudioは日本製です。
- 個人利用なら無料だけど機能制限があったはず
- 個人でも売上1000万こえると月額課金85000円(税別)がかかります
- 部署やチーム単位ではなく、他の事業を含めて総売上でも月額料金がかかる模様です。赤字でも売上があったらかかります。
- メッシュ変形もできる
- パーティクルエフェクト対応
- 出力はSS6Player、動画、スプライトシート。
- ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス、真・女神転生V、すみっコぐらし 農園つくるんですなどで採用実績
- Unity、Unreal Engine 4、Cocos2d-xなどの幅広いデータ形式をサポート
- OPTPiXなどの減色ソフトでも有名な株式会社ウェブテクノロジが開発
中身はよさそうなのですけど、他の事業をやっていたりプチヒットしたりしたら、ランニングコストがかかるので、ちょっと考えますかね。
基本的な本はでています。安いです。
Udemyにも「SpriteStudio(スプライトスタジオ)で学ぶ、2Dアニメーション制作講座」という講座があります。
UdemyMoho Pro(買い切り)
Mohoを利用しているユーザーはそれほど多くないかもですが、Mohoの機能を使って作られた長編アニメ「The Breadwinner」、「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」は、アカデミー賞 長編アニメ映画賞にノミネート。慣れれば使いやすいみたいです。わりと機能的に豊富であり安価という特徴があります。
- アメリカのSmith Micro Softwareが開発・運営。
- Smith Micro Softwareはその昔、クリスタのセルシスの海外販売代理店としても活躍していましたね。
- Moho 12はイーフロンティアが代理店でしたが、Moho13はソースネクストから販売されています。
- Adobe Aftereffectsと併用している人もいます。
- unityの書き出し対応
セールもやるし、ソースネクストから買うと安いです!
Moho Pro機能は豊富でモーションブラーやベクターのモーフィングもできるようです。
それはそうと、Moho(Anime Studio 12)のチュートリアルを昨日ちょっと見てたんだけど、高機能すぎてビビった。
— いなばー(成人向け) (@inaber_bottom) December 8, 2016
ゲージを作ってベクター画像のモーフィングとか簡単にできる。
新機能でラスタ画像でもモーフィングができたはず。
DaVinci Resolve Studio(買い切り)
- Adobe PremireとAdobe Aftereffectsをあわせたようなソフトと言われます。ただ、個人的には映像編集ソフトとしてはよいですが、Adobe Aftereffectsとはちょっと違う気がしています。
- DaVinci Resolve Fusionがエフェクトにあたります。
- 連番データの書き出し等はできます。
- オーストラリアのBlackmagic Designが開発・運営。
- 2009年にDa Vinci Systems社を買収、2014年にビジュアルエフェクト合成ソフトFusionで知られるeyeon Software社を買収。いろいろと買収しながらできた感じです。
- 無料版と有料版がある買い切りのビジネスモデル。Amazonなどで販売されています。
DaVinci Resolveはアニメーションを作る際にfusionという機能を多用することになります。無料版ではできないことが多いです。そのため、有料版の導入が必要でしょう。
初心者向けではなく玄人向けの映像編集ソフトです。個人的に買ったため購入体験談があります。
その他、2Dアニメーション作成ソフトウェア
DragonBones:ドラゴンボーンズはドラゴンから連想されるとおり中国発。公式サイトは中国語と英語対応でした。モーションコミックやアニメーションに使われています。似たソフトはspineでspineの方ができることが多そうです。ただし、料金は無料のようです。
spriterpro:steamで売っている。5000円程の買い切り。英語圏のインディーゲームで使われているらしいがどうもとっつきにくいらしい。
Creature Animation: Automated 2D:Kestrel Moon Studios が開発。2Dと3D版があるみたい。
Pricing:
https://www.kestrelmoon.com/creature/purchase.html
Basic: 50 USD
Upgrade to Pro from Basic: 99 USD
Enterprise: 800 USD
emote:emoteはコマーシャルは高めですけどインディーズは無料です。
インディーズプランは年商1000万円未満の小規模事業者様および個人・同人向けプランです。
https://emote.mtwo.co.jp/products/
AnimeEffects:無料のようです
Inochi Creator:無料のようです。
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