ゲームデザインの本をあさっていた時期がありました。
まとめて紹介します。Webサイトでみられるゲームデザイン論も下記に。
ゲームデザイン
新ゲームデザイン―TVゲーム制作のための発想法
田尻 智
田尻智さんは「ポケモン」の生み親でゲームクリエイターです。
発想法と書かれていますけど、
ゲームデザインのことが書かれています。
登場するゲームは、マリオやゼビウスなどの日本のわりとメジャーなゲームと
田尻さんが開発したゲームです。
ポケモンがヒットする直前に書かれたものです。
ゲームクリエーターズバイブル
アンドリュー ローリングス デイブ モリス Andrew Rollings
翻訳が若干読みにくいですが、所々でいいことを書いています。
内容は、ゲームデザイン、ゲーム開発の工程、プログラマー寄りの設計など。
登場するゲームはシミュレーションやストラテジーが多いかもしれません。
洋ゲー(エッジ・オブ・エンパイア、ウォー・クラフト、ダンジョン・キーパー)
バーチャファイターなど。
ビル・ローパー
ピーター・モリニュー
クリス・クロフォード
のコメントも多数あり。
洋書のタイトルは、Game Architecture and Design。
「おもしろい」のゲームデザイン ―楽しいゲームを作る理論
「Ultima Online: The Second Age」や「EverQuest II」の
リードデザイナーが著者。翻訳はあまりよろしくないです。
一言でいうと、ゲームデザインはパターンだ。
これを学問的に解説している読み物です。
「コンピュータゲームデザイン教本」
何人もの海外の有名ゲームデザイナーの考え方がまとまっています。
日本のゲームデザインの本で、初の良書かもしれません。
ゲームデザイナーの仕事 プロが教えるゲーム制作の技術
企画書、ゲームデザイン、ゲームシナリオなど。
ゲームプランナー志望者向けでしょうけど、
もしかしたら現場の開発者も所々拾いものがあるかもしれません。
インタビューはさくまあきらさん、山倉千賀子さん、米光一成さん、桝田省治さん。
ゲーム開発のドキュメンタリー
ゲーム開発最前線『侍』はこうして作られた―アクワイア制作2課の660日戦争 | |
新 清士
おすすめ平均 |
ゲーム開発のリアルなドキュメント。
限られた期間、資金の中で、各々が何を考えて模索しているのか、
という点が書かれています。
個人的には企画屋がゲームに対して何を考えているのか、
が一番興味深かったです。
IGDA代表の新氏が著者です。わかりやすくまとめてくれていますね。
新しい分野のゲーム開発
「 シリアスゲーム―教育・社会に役立つデジタルゲーム 」
シリアスゲームの事例を見るのによい本です。シリアスゲームとは、教育やヘルスケアなどの様々な社会的な分野で活用していくデジタルゲームのこと。海外の事例が豊富なのもマル。
他のゲームデザイン本、ゲームデザイン関連の本を立ち読み
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→ゲームデザインの本棚
Googleブック検索で立ち読み出来るゲームデザイン関連の本は
以下の本です。
デザイニング・インターフェース ―パターンによる実践的インタラクションデザイン
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