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PhotoshopがFLUX.1 Kontextとナノバナナ(nanobanana)の画像生成に対応

Adobe

Photoshopの生成AI覚書です。

PhotoshopがFLUX.1 Kontextとナノバナナ(nanobanana)の画像生成に対応

PhotoshopがFLUX.1 KontextとGemini 2.5 Flash Image(Nano Banana)に対応しました。

使えない人は、次期、β版のダウンロードが必要です。

「生成塗りつぶし」のみが外部モデルに対応しているようです。外部モデルは参照画像程度しか指定できませんが、それでも問題なさそうです。

有料プランになるほか、クレジットが必要です。

Photoshop

画像モデル使用される生成クレジット
Google による Gemini 2.5 Flash Image1 回の生成ごとに 20 クレジット* *期間限定
Imagen 3 および Imagen 41 回の生成ごとに 20 クレジット* *Imagen 4 は期間限定
GPT Image1 回の生成ごとに 60 クレジット
Flux 1.1 ProFlux.1 KontextPro、および Flux Kontext MAX1 回の生成ごとに 10 クレジット* *Flux Kontext MAX の期間限定
Flux 1.1 Pro Ultra1 回の生成ごとに 20 クレジット
Ideogram 3.0 Turbo1 回の生成ごとに 10 クレジット
Ideogram 3.01 回の生成ごとに 20 クレジット
Runway Gen-4(720P)1 回の生成ごとに 20 クレジット
Runway Frames および Runway Gen-4(1080p)1 回の生成ごとに 40 クレジット* *Runway Gen4(1080p)の期間限定
https://helpx.adobe.com/jp/firefly/web/get-started/learn-the-basics/non-adobe-models-in-adobe-products.html

プレミアム生成クレジットが必要なようですが、少し無料生成がお試しできるようサービスしてくれているようです。

単品プランの契約の場合はAdobe Fireflyで「FLUX.1 Kontext」が使えませんでした(理由はよくわからない)。

品質は一長一短あるかもですが、Nano BananaよりFLUX.1 Kontextの方が気に入りました。

Adobe Firefly、もしくはCreative Cloud Proを契約すれば、プレミアム生成クレジットが使えます。

Adobe Creative Cloud

Photoshopの調和はAIクレジットを消費する?

調和機能も気になりましたね。仕組みとしては調和レイヤーが新規生成されるようです。

陰影もつくんですね。

明度の調整も可能!調和後に不透明度の調整も使えそうです。

Photoshopの調和機能の消費クレジットは1のようです。

Photoshop

Photoshopの画像を生成(参照画像のコンポジションで水彩塗り)

2025年5月ぐらいからこのモードが追加されたようです。

アップロードした画像をガイドとして使用し、生成されたコンテンツをより詳細にコントロールできます。

https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/reference-image.html

早速、試しました。

編集 > 画像を生成

水彩塗りでにじみやかすれ、ぼかしやムラはうまく表現できるのでしょうか。

Photoshopの画像を生成(参照画像のコンポジション)

コンポジション > 画像を選択

今回、自作した、雲の形の透過PNGを選びました。

プロンプトに水彩塗りを指定しますが、効果の[水彩画]を選ぶと変わるのでしょうか。

塗り方が変わりました。学習しているデータが違うのでしょうね。

[プロパティ]のタブからも確認できます。

残念なところは、透過素材を維持できないことです。ゲーム開発ではこのあたりは必須かも。

また、生成塗りつぶしからはこのモードを指定できないことです。クリックマスクなどでは調整できます。

クリックマスクで50%以上で塗りつぶしすると次の警告がでる場合があります。しかし、そのまま実行はできます。

50% 以上、選択されているピクセルがありません。そのため、選択範囲の境界線は表示されません。

ただ、45%ぐらいがいいかも。0%のままだと全部が置換されるイメージです。

[画像を生成]は画面全体になってしまいます。生成塗りつぶしから使うと、もっと細かいコントロールができるのですが。

PhotoshopとStable Diffusionの比較!使い分け

Photoshopのスタイルに線画とコンポジションに塗りを指定して合成する方法も試しました。絵が変わってしまいます。Stable Diffusionなどの生成AIツールと比較すると、このあたりは微妙ですね。

Stable Diffusionの方が細かく調整すればコントロールできます。

本格的でやるなら、Stable Diffusionでローカル環境を整えるところからはじめましょう。個人的に普段はMacbookPro使いですが、MacではなくWindowsがおすすめです。

Stable DiffusionでMACのローカル環境スペック【推奨スペック】

Stable Diffusionでノートパソコンはおすすめしない!?【推奨スペック】

漫画やゲームの画像生成は自分の作品性やアートディレクションするにあたり、Stable Diffusionで自分絵の自作Loraという手法がいい気がしています。作業の効率化とクオリティアップに使います。手描きで加筆していく形なら権利関係もまず問題にならないでしょう。

Photoshopは生成塗りつぶしが1番使える気がします。併用しています。

Photoshopの生成AIで映り込みを削除するコツ

  1. 選択範囲で選択(同じような面のみ選択するとわりとうまくいく)
  2. 生成塗りつぶし
  3. プロンプトを入れないで[生成]

Adobe Photoshop(背景のコンテンツに応じた塗りつぶしのコツ)

Photoshopの生成AIをはじめてつかった。背景のみ!ちなみにアイコンは鳥のシルエットは自分で作っています。ちなみに、X(Twitter)の自動投稿ツール(リンク先の画像はフォトショとAfter Effectsで作りましたね。)は個人開発の小ネタです。ゲーム開発も最も力をいれたいですからね。

個人的に絵はある程度、描けるのですけど、正直ブログ用に絵を起こしているほど暇ではありません!ブログのデザインもまだかなり適当…!

ただ、Photoshopの生成AIはすごいですね!上記は背景を生成AIに作ってもらったのですけど(自分はアートディレクションだけやるイメージ)、漫画家なら背景用アシスタントとして起用も考えるのではないでしょうか!?鳥のシルエットは生成AIに作らせるとイメージしたものがでてこなかったため、自作ですから、はじめてのコラボになりますかね。

コンテンツに応じた塗りつぶしのコツは、的確なキーワードと優先度を整理していくことですね。

細かい修正は正直なところ、絵を描ける人なら自分でペンを入れた方が早いです!AIに頼らないが正解。

クリスタ派の人もPhotoshopは使いたくなりますよね!

Photoshop

852話さんという絵が描けて生成AIも使いこなしている人がいます。基本的にAI絵師と呼ばれる人ではなく、絵が描けるけどAIも使える人に注目しています。品質が違います。

「コンテンツに応じた塗りつぶし」は周囲のデータからAIが足りないデータを推測して補完します。この機能をを使って、マリオのような横スクロール型のゲーム開発でも絵が作れそうですよね。

Photoshop

ご参考になれば幸いです。

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